DSCF0500ご住職

何かの催しなのだろう
珍しく大勢の人がやって来て、
境内を歩いている。
その中の一人がぼろぼろの作務衣を着て
庭の草むしりをしている
私に向かって声をかけてきた。
「ご住職はどちらですか?」

 いたずらの誘惑を抑えて
私は自分の鼻の頭を指さす。
「いま、ここの、この人」

               

                  承元寺住職 重松宗育
                  愚中庵詩集⑦「黙々と淡々と」 より





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