2013年02月28日 愚中庵詩集より~黙々と淡々と~ ご住職 何かの催しなのだろう珍しく大勢の人がやって来て、境内を歩いている。その中の一人がぼろぼろの作務衣を着て庭の草むしりをしている私に向かって声をかけてきた。「ご住職はどちらですか?」 いたずらの誘惑を抑えて私は自分の鼻の頭を指さす。「いま、ここの、この人」 承元寺住職 重松宗育 愚中庵詩集⑦「黙々と淡々と」 より 日記・ブログランキング 精神世界ランキング
2013年02月09日 節分の かみさま 生きていると、本当にいろんな事がありますね。よきに付け 悪しきに付けまさかという事があちこちに潜んでいるものです。これだから 人生わくわくするのかも・・・・・・・。去年の暮、おのが新年度の行事予定に<<節分会に参加>>がありました。ところが 事情で中止となり、来年度へと先送りを余儀なくされました。そして淋しくしておりましたら。なんと、三日の夜、節分の神様が我が家においで下さいました。長い一日の お勤めのあと お疲れのご様子もみせずに・・・・。あ・あ・ありがとうございます・・・。と思わず ひれ伏しました。節分の神様はお面をお脱ぎになりました。そのお顔にはお面が。そして 何回もお面をお脱ぎになりましたが最後のお顔もお面のままでした。祝宴をと思いましたが病身ゆえ何のおもてなしもできませんでした。その夜 節分のかみさまは お泊まり下さいました。ほんに ありがたいことでございます。日記・ブログランキング 精神世界ランキング