さくら姫のひとしずく

 ❤みなさまこんにちは❤  シャーマンであるさくら姫さまのファンクラブです。  神と人をつなぐさくら姫 神々さまの言葉をお伝えいたします。  たぐいまれなる力を発揮する乙女の存在をみなさまにお届けいたします。  よろしくお願いたします。

みなさま お初にお目にかかります。 <大河の一滴>と申します。 すてきなさくら姫さまをみなさま、ご紹介致します。



父と子と

父に

こんなふうに

父に遊んでもらったことが

あっただろうか

こんなふうに

父に甘えたことがあっただろうか?

海軍上がりの父はとても厳しい人だった


いつも厳しい顔をしていた

いつも厳しい顔で世の中を視ていた

幼き日の私に似た少女の横顔には

安心と全幅の信頼感に満ち満ちている


父は大きな存在であった

その威厳の前で甘える事は許されなかった

甘えることを封印してしまった

厳しいひとではあったが、力持ちで 凛々しくて、自慢の父でもあった。

苦労の絶えない人生ではあったが、天寿をまっとうした

澄んだ青空の広がっている冬の日に父は逝ってしまった

その妻と、三人の子らを残して

荘厳なる最期であった





















































”くう”へ









父が旅立ちました。
89歳でした。
新幹線から見えた富士山は雪を抱き輝いていました。
父は私を待ってはくれませんでした。
いえ、きっと サヨナラを言うのがいやだったのかもしれません。
そのときの、十五分前から、 熱いものがあふれてきました。
新幹線から見える空に向かって、とうちゃんありがとう。
おじいちゃんありがとう。と何度もなんどもつぶやきました。

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